日いづる処の美の日誌

光梅|美しいものを慈しむくらしの記録

父の日の贈り物はゴディバのチョコレート

九十歳を過ぎた父への今年の父の日の贈り物は、ゴディバのチョコレート。調べてみると、私が長年抱いていた「ベルギー王室御用達の高級チョコレート」のイメージとは異なる現在の姿に驚かされました。そして、その先に見えてきたのは、家族の穏やかな時間でした。

今日は父の日ですね。
皆さんは、お父様にどんな感謝を伝えていらっしゃいますか?

例年わが家では、母の日と同じように、姉が花を選んでオンラインで注文し、折半でプレゼントをしています。

父が若い頃は、服や靴、お酒などを贈っていました。

けれど、九十歳を過ぎた今では、以前とは少し事情も変わってきました。

運動不足解消のため、少しでも散歩に出かけてくれるとよいのですが、着替えて外出すること自体が、なかなか億劫になってきています。

少し前までは、評判のよいお店に外食に出かけたりしていましたが、最近はそれも体力的に辛いようです。

以前に比べると食も細くはなっているものの、食べることは今でも大好きです。特に甘いものには目がありません。

和菓子やクッキー、チョコレートが大好きなので、今年の父の日は、ゴディバのチョコレートを贈ることにしました。

ところで、私はずっと、「GODIVA」のチョコレートはベルギー王室御用達の高級チョコレートだと思っていました。ところが、調べてみると、現在は創業家の手を離れ、世界の流通と日本の流通も異なっていることを知りました。

日本で事業を行っているゴディバ ジャパンは、現在、韓国系投資会社MBKパートナーズ系の企業の傘下にあり、本社を六本木に置いて、日本独自の商品開発や店舗運営を行っています。

そのためか、私がかつて抱いていた「高級チョコレート専門店」というイメージも変わり、今ではカフェを展開し、クッキーや焼き菓子、アイスクリーム、パン(ゴディパン)、クレープ、コーヒーやドリンクなども楽しめるようになっています。

世界初の「ゴディパン」も日本で誕生したそうです。

ベルギー王室御用達の伝統を受け継ぎながらも、日本では「チョコレートを中心としたプレミアムスイーツブランド」として独自の進化を遂げているようです。

さすが、日本ですね。

日本人の好みに合わせながら独自の形に育てていく。その姿は、明治時代に西洋文化を取り入れながら日本らしさを失わなかった先人たちの姿にも、どこか重なって見えます。

今も昔も、日本人のそうした柔軟さは変わらないのかもしれません。


そんなことを考えていた矢先、早速、父と母がゴディバを一つずつ口にしました。

「うわぁ、コクがあって美味しいなぁ」
「一つでも、食べ応えがあるわねぇ」

父の顔がぱっとほころび、母も嬉しそうです。

少しでも美味しいものを食べて、心が満たされ、穏やかな時間を過ごしてくれたら、それが何よりの親孝行。

な〜んて、私が言うことではありませんが。笑

今年の父の日は、チョコレートのプレゼントが大成功。
家族と過ごす穏やかな時間となりました。

※ゴディバのプレゼントはこちらです。